2009年12月14日月曜日

LPCXpressoを買ってみた

Twitterにて、NXPから安価なデバッガ+IDE付き開発キットが出てるとの情報を頂いたので、
早速購入してみました。

NXP LPCXpresso

MOUSERにて購入しました。約3千円。
MCU, MPU & DSP Development Tools LPC 1343 Demo Board

対応チップはLPC1000シリーズがほぼすべて対応。
LPC2000/3000シリーズが一部対応となっています。
eclipseベースのIDEが付属しており、環境設定不要で、インストールするだけで利用可能です。
また、登録するとIDEのコードサイズ制限が無くなります。
デバッガは128Kまでのダウンロードに対応するようです。

詳細な概要はここに書かれています。
Introduction to LPCXpresso


届いた状態
とてもシンプルな包装。


中を取り出して見ました
URLの書かれた紙と、基板が入っています。
ドライバー類もオンラインでダウンロードする様です。


基板表面
LPC1343とデバッガ(LPC-Link)が1枚の基板に搭載されています。
Vカット等は入っておらず、切り離しを行う際は慎重に作業が必要です。


使用可能になるまでの手順ですが
Gettingstartedに詳しく書かれています。

大まかな手順は以下の通りです。
1.code_redのサイトにアクセス
2.ユーザー登録後、IDEをダウンロード
3.IDEをインストール後、アクティベーションを行う
特に環境設定などは不要で、即利用可能でした。

IDE画面のイメージです。
日本語は文字化けするようです。


内部回路図の場所を教えて頂きました。
以下URLから参照可能です。
LPCXpresso LPC1343 Rev.A

使ってみた感想ですが、さすが純正だけあって、しっかり?デバッグ出来ました。
唯一の欠点はステップ実行等で反応が遅い(数秒待たされる)ことです。
(2010/06/28追記:ファームウェアがアップデートされ、デバッグ時の反応が遅い問題は解決されている模様です。)

※ターゲットへの接続がJTAGとSWDに対応してて、付属基板はSWDで接続されている様です。
 JTAG接続に変更すると速度アップするかもしれません。

Cortex-Mシリーズで開発を考えた場合、安くてとても良いデバッガだと思いました。

2009年12月6日日曜日

今更STM32 Primer2を買ってみた

前々から気になっていたSTMicro製の開発キット(STM32 Primer2)が
たまたま秋月にて部品を購入する際に在庫があったので購入してみました。

スペックについてですが
72MHz動作のCortex-M3マイコンにいろいろな周辺チップが合体している開発キットのようです。
OSまで搭載されており、アプリケーションを手軽?に作れるそうです。

以下公式サイトのスペック表

STM32F103E (512 Kbytes Flash)
Li-Ion battery with smart loading control for improved current management, battery autonomy (more than 6 hours), charging time and battery lifespan
New interface possibilities:
128x160 pixel touch screen TFT display
Codec-based audio record and playback with headset connector and integrated microphone
4-direction joystick and push button
4 additional push buttons based on touchscreen capability
New evaluation features:
Micro SD card connector
IrDA transceiver
20-pin add-on connector for access to SPI, I2C, USART, CAN and analog/digital I/Os

STM32 Primer2

箱の様子
結構コンパクトなケース


付属品一式
本体、開発ツールの入ったCD-ROM、USBケーブル、スタートガイド


裏のカバーを外してみました。
基板のバージョンが1.2に上がっています。
拡張端子(ヘッダピン)に接続することにより、各種バスが利用可能な様です。


基板を裏向きにしてみました。
USB miniBコネクタが2カ所ありますが、マイコンと内蔵デバッガに接続されている様です。


開発ツールについてですが、
本体にデバッガが内蔵されてる上、インストールするだけで動く統合開発環境、
内蔵機能のライブラリが付属と、ARM系マイコンを始めるにはありがたい機能が満載でした。

また、ネットで調べていると、内蔵OSに頼らず自力でフォトビューアを作成されてる方がいました。
ねむいさんのぶろぐ

ソースも公開されているので、試しにインストールして表示してみました。(ありがたくお借りします!)
液晶の特性か、少し色が薄めのようです。


試しにいろいろ遊んでみるには低価格で良い開発キットに感じました。

USB-パラレル変換器を作ってみた

最近、パラレルポートが必要な機器を入手したのはいいのですが
手持ちのPCはレガシーフリーで、パラレルポートが無くて困っていました。
カードの増設も検討しましたがスロットの空きが足りず
ネットにて情報を探していた所、USBでECP対応のパラレルポートをエミュレートする変換アダプタを
制作されているサイトを発見しました。
(以下サイトです)

USB2LPT

サイト内で資料類はすべて公開されており、基板と部品を発注して組み立てればOKなのですが
とりあえず実験ということもあり、入手性の良いマイコンボードを使って同等品を制作することにしました。

マイコンボードはStrawberry Linuxより購入しました。
EZUSB-FX2 USB Ver.2 マイコンボード

今回のマイコンボード用にアレンジした回路図はこんな感じです


ハードウェア完成写真(表)
最終的にケースへの組み込みと、マイコン基板取りはずしを可能にするため、基板を逆に取り付けています。


ハードウェア完成写真(裏)


ソフトウェア類のインストールについてですが
以下の様に行いました。

1.Strawberry Linux、またはCypressより、開発ツールをダウンロード後インストールします。
EZ-USB_devtools_version_261700

2.公式サイトより、以下のファームウェアとドライバをダウンロードします。
(Software内にあります)
Driver for Windows 98/Me/2k/XP/Vista/7
Firmware for serial EEPROM (FX2LP)

3.EZ-USB Control Panelを起動し、USB2LPT2.IICを書き込みます。

4.USBコネクタを一度抜いて、再度差し込むとドライバを要求されるので、
 ダウンロードしたドライバを当てます。

デバイスマネージャでの様子
USB複合デバイスとして認識され、USB印刷サポート+仮想LPTになる模様


早速ECPモードにてテストしましたが、
今回のターゲットソフトでは正常に認識されませんでした
標準(SPPモード)しか使わないソフトでは使えそうな感じです。

パラレルポート接続が必要な機器を持ってる方は、一度制作されてみてはいかがでしょうか。